なぜ、物語がここで終わらないのか…
実は彼女とは23日(火)の平日に朝10時くらいから5時くらいまでのラブホSEX漬けデートをメールで前前から、約束していたのである。 平日の昼なんとかあけてもらう方向で決まった夢の企画である。 帰宅し、感動の初エッチの余韻を夜のメールで楽しむ… (ここで21日夜のメールをいくつか抜粋) 彼女「甚 さっきはありがとう。 ちょっとの時間だったけど…楽しかったよ。元気出たよ…」 俺「さっきは夢の時間。思い出せば反省も多々…」 彼女「反省なんかしないで…私は嬉しかったんだから…私の事あんなにカワイイとか言ってくれるの甚位だよ。私で感じてくれてありがとう」 感動の1日が終わった。 あけて22日祝日。今日はなにもない日。昼2時過ぎ、突然彼女からのメール、嫌な予感がする… 彼女「甚 ごめん…やっぱり明日は…会いたくないとかじゃなく…ごめんなさい」 キターーーーーーーー 嫌な予感は当たってしまった。しばらく考えてメールした。 俺「なんでか教えて」 彼女「理由 わかんない…ただ気分が…昨日の事は関係ないよ」 俺「気分か…分かった。今複雑な気持ちだしな。ただ俺、渡したいものあるのと、昨日大事なことまだ話あっていない、ホテルとかそういうのなしで、時間も一時間そこそこでもう一回だけ、会って顔見て話がしたい。今日そっち行くし…」 彼女「今日は今から家族で買い物して お風呂に行くの…だから無理かなぁ」 俺「夜、そっち行かせて。待ってる。会えなくてもかまわない。つらくて、会いたくて、こっちにいることできないだけだから…家族を優先させて。言ってること目茶苦茶だね…ごめん。勝手なことしてごめん。勝手にがんばらせて…もう一度だけ」 彼女「わかった…でも期待しないでね」 夕方、彼女の家の近くに車を走らせる。 彼女の家の近くで待機。 何回かのメールのやりとり後、夜8時過ぎに… 彼女「親戚が今来てしまった 出られない…明日、少しならなんとかなるかも…ごめん…」 本当に彼女に急用ができ、結局会えないことに。 最後まで、なんとか会おうと努力してくれていた彼女の気持ちがうれしかった… そして、23日のデートの復活になんとか成功した。よかった。彼女に会える。 さわやかな気分で家路についた… 帰っても、彼女とのメールは続く… 彼女「正直 甚と過ごしたあの時は夢見てるみたいだった…私を優しくしてくれて…でも…現実に旦那との事で感じられないんだとおもった…甚のが下手なわけじゃなく 私の心が解放されないんだと思う…甚と話したい。ごめんなさい。今の私にとって抱き合う事は苦し過ぎてごめん…甚の希望に答えられない。ごめん…」 俺「分かった。俺○○の苦しいこと絶対しないから。謝らないで○○を助けるために俺はいるんだから、忘れないで。分かった。車の中で話だけしよう」 とりあえず…とかでなく、本気でエッチなくても会いたい…そう思ってた。 開けて23日、平日の火曜日。 朝しんどい声で職場に今日休ませて欲しいと連絡。ひとつ課題をクリア。 そして8時30分くらいから、彼女の家の近くのロー○ン駐車場で待機。メールを送る。 彼女からのメール「○○○○…(某リサイクルショップ)にいるよ」現場に急行。(刑事か) 現場につくと彼女が立っていた。かわいい~。きゃしゃな感じがそそられる。俺は姉御肌の強い女がどっちかっていうとタイプだったが、人間タイプは変わるものですね(笑) 一応周りを警戒しながら車に乗せる。なんやかんやいっても、彼女宅の近所、油断は禁物… おととい初めてエッチをしたかわいいかわいい彼女がとなりにいる…今日はエッチはしないけれど、それでもうれしかった… 彼女乗ったはいいが、新たな問題が…どこで車を止めて話をするか…決めていない。 当初はラブホでウハウハデートだったが、昨日急に行かないことに決まり、なんとかなるかなと真剣に場所を決めないでいたからだ。しかも彼女MAX2時間って言ってたから、車に乗ったのが9時半過ぎ、 「11時半ぐらいまでだよね…」と確認すると、彼女「ごはん食べて帰るって言ったから、もうちょっといいよ」と言ってくれた。 やったー長くいっしょに居れる~よろこんだ。 しかし、それにともなう新たな問題がもうひとつ発生した。 昼ごはん…考えてねえ… 場所もなにもまったく段取りになく、しかもこの辺の食べ物屋さんはくわしくない… ポピュラーなところは人バレがあるから平日といえど入れない… 知らないところは…そんなところには彼女と恐くていけない… いろいろ考えてても貴重な時間がなくなる一方…覚悟を決めてとりあえず、建物の少ない方へ進む。たどり着いたのは、田舎の道の駅の駐車場だった… そこで旦那のこと、いっぱい話あった。 どれくらい話こんでいただろうか…一度だけ目に涙がたまったが、彼女「今日は泣かない」と決めてきたらしく、気丈にがんばっていた。たくさん話あうことができた。 ギュルルルル… 彼女のおなかが鳴り出した。時間はもうすぐ12時。 俺「ごはん…どうしょ…」情けなかった。 彼女「別に(どっかいかなくても)いいよ」 俺「おにぎりとかでいい?もっとしゃべっていたいし…」 彼女「全然平気」 こうして、初ランチは車内でのおにぎりに決定した。 帰る途中のコンビニでおにぎりとお茶を買って、移動してしまったので再度、車を止めて話せる場所を探す… そのあたりでは有名な、おしゃれなレストランの駐車場に場所を決定。 おにぎりをかじりながら、旦那の話しを続けていた(エロ話も多少) 楽しい時間はあっという間に過ぎる。時間は1時をまわり、もうすぐ帰らないといけない時間… 団長の思いで、駐車場をあとにする… しばらく川沿いの道を走る、車の通りは少ない道路… 突然彼女がぽんぽんと俺の左肩をたたく、 「なに?」そう言って減速しながら、彼女の顔を見ると… 彼女、目をつぶって少し閉じた唇を出している… 俺はそのまま車を走らせ、ななめ前の工場へ入る小さな道に車をつっこみ、急ブレーキぎみに車を止めた。 彼女「ちょっとお、あぶないよ…うぐっ…」 彼女の頭を右手で引き寄せ、話してる途中の彼女の口をふさいだ…ふたりそのまま熱いKISSをかわした… KISSのあと、ふたり余韻を楽しむように、気まずくない沈黙が続く。 無言の沈黙でこれほどここちよく、気まずくない沈黙は生まれて初めての経験だった。 彼女もきっとそう思っていたと思う。きっと… また、距離が縮まっていくふたり…そんな確信があった…つづく |
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【】 by ユン
癒されてる、
慰められてるのは、
甚平サンの方かも知れませんね(笑)