新シリーズが始まって、「はやく結末が知りたい～」との声が全国、いや新潟と中部の某都市から届いております。ごめんなさい。戦略だけ聞いといて、結果はすぐに知らせないこの行為、良くないこととは思っています。ただ、なにかと忙しく一気に作文できません。かといって、結果だけ知らせるのも味気ないような…
がまんしてください。すいません。

それではシリーズ②はじまります。

ああ、恥ずかしい恥ずかしい、緊張する緊張する
あああ～落ちつかねえ～

楽しいけれど、気をつかう、油断できない時間…そんな感じの時間が続く。

そんな中、俺はあることに気づき始めた。
女①、女②の会話の内容がおかしい…

モロに俺と女③をくっつけようとあおっている。「ほら～いいじゃない？」みたいなことを言って盛り上げてくれている。

（これってもしかして、本気で俺と女③を…）
徐々にそう思ってきた。

その思いが現実となった。
女③がトイレで席を立った瞬間、前のふたりが顔を寄せてきて小声で
「どう？いい子やろ」と、真顔で言ってきた。
（これ、マジだ）確信した。

「あ…あ、うん」としか言えなかった。次の言葉がなかなか出ない。
俺「あ、あの…ホントに彼女と俺を…」
女②「今日そのために呼んだんよ」
女①無言で「うんうん」（首をたてに振っている）
いいんか？このままここにどっぷりつかってて？状況よすぎ…

展開があまりにも自分にとって都合がよく、また夢のようで、逆に落ち着かない。不安ですらあった。
「なんでこんなにうまいこと…」その思いが頭を離れない。

女③が帰ってくる。

獲物に見えてきた。ついさっきまでの、今日知り合ったお友達という見方から、確実に見方が変わっていた。「もしかしたら、本当に…」リアルな現実味が一気に増した。

少しずつ、俺も前の二人の援護射撃にノリを合わせ始める。好意を抱いている、あなたが気になる的な振る舞い、セリフが少しずつ、露骨さを増してきた。女③の反応を見ながら慎重に、言葉タイミングを選びながら…
女③困った感じではない。

そうこうしているうちに、女Ｘ（エックス）がやってきた。おお…顔はまちがいなくきれいでかわいい。ただ、顔から下が………（これ以上の説明はやめときます）
明るく謙虚で、このメンバー中１番まじめそうな感じに見えた。彼氏がいるバツイチ34歳であった。女③のおさななじみ。

普通の会話を中心に、ときたまエロい話、変態の話を交えながら楽しい時間が続く。

話の流れでおもちゃの話になり、
「じゃあ見る？」と尋ねたら、
皆びっくり目を丸めて、笑いながら
「持ってきとるん？」と一気に場が盛り上がった。
周りの客を一応気にしながら、持ってきたおもちゃをふたつ、ポケットから机の上に出す。

これと

これを。
「へ～っ、こんなんや～」
反応はというと、本当に初めて見たようなリアクションだった。そこで使い方を説明することに。
スイッチを入れて、「ヴイ～～ン」と振動させ、
「これをこことか（自分の乳首にあて）ここ（股間にあてて）にあてる」
こんな感じでエロイことをさらっとさわやかに説明しているときだった。
女②「使い方実際に（カラダで）教えてもらえば？ね？」
俺と女③ふたりに向けて、ドキッとするセリフ。（実に前の２人、いい仕事をしてくれます。涙でそう）

こんな感じの（決して油断はできないが）楽しい時間が流れる。
女①には、今までのほぼすべての変態エロ活動を話してあったため、「ああ、そうだった」、「ああ、それもホント」、と俺の変態の過去、暴露大会が続く。これはプラスになってるのか、マイナスになってるのか…
楽しい時間はあっという間にすぎ、時計を見たら９時４０分、３時間もたっている。そろそろという空気になってきた。

そして女①がトイレに席を立ってしばらくしてから、メール着信アリ。誰からだろ？と思いメールを見ると…なんと今目の前にいる女②から…え？
そしてその内容にさらに驚かされることに…

（女②からのメールそのまま引用）
「○○（女①のこと）からの指令です。シダックスに行くって別れます。△△（女③のこと）と二人きりにするので、二人でシダックスに行って、後は二人で決めてください。とにかく、私たちはここでシダックスに行くと言って別れます。」

（え～っ。うれしいけど…え～っ…）

うれしいのに不安だった。

To Be Continued